なごみ® 篆刻風封緘印シリーズ《小》
おしゃれで、レトロで、かわいい封緘印。全12種類です。
古く中国の紙のない時代には、文書などは木札(木牘・とく)や竹札(簡・かん)に書き、それを紐でくくり、その結び目に粘土を固めて押印するという「封泥(ふうでい)」という習慣がありました。西洋でも同様に蝋を使って封印する「封蝋(ふうろう)」が重要な文書などに使われてきました。封緘印はこのような経緯をたどりながら、中国そして日本へ文雅の人たちの雅趣に富んだ封印のしるしとして個性豊かに用いられてきています。
こちらは小さいサイズの封緘印(ふうかんいん)のページです。
大サイズの封緘印もございます。
封緘印《大》はこちら
こちらのスタンプパッドが対応しています。
いろもよう 日本の伝統色 全24色
アートニックS 盤面24×24mm
HKN-01
印文・模様 |
竹根に封(ちくこんにふう) |
台紙の色 |
紺 |
竹の枝のふし目を輪切りにした面に「封」の文字を刻した印です。 |
HKN-02
印文・模様 |
陰陽に緘(いんようにかん) |
台紙の色 |
赤 |
陰は白文(凹状)、陽は朱文(凸状)を表わしていて、緘はとじるという意味です。 |
HKN-03
印文・模様 |
茶壺に封(ちゃつぼにふう) |
台紙の色 |
紺 |
古くは茶つぼのとじ目には封をしてそこに印を捺すという習慣がありました。 |
HKN-04
印文・模様 |
狐の守神に緘(きつねのまもりがみにかん) |
台紙の色 |
赤 |
白狐の守神があなたの書信を他人に開けられないようにお届けしますよ、と言ったかどうかは?…緘はとじる意味で白狐は縁起ものです。 |
HKN-05
印文・模様 |
竹根に緘(ちくこんにかん) |
台紙の色 |
紺 |
竹の枝のふし目を輪切りにした面に「緘」を白文で刻した印で、緘はとじる意味です。 |
HKN-06
印文・模様 |
雙魚に封完(そうぎょにふうかん) |
台紙の色 |
赤 |
魚と雁は書信を運ぶ動物とされ、魚は腹に書信を蔵するという話は古詩の語句に見られます。 |
HKN-07
印文・模様 |
謹緘(きんかん) |
台紙の色 |
紺 |
魚と雁は書信を運ぶ動物とされ、雁が書信を運ぶことは故事から見られます。 |
HKN-08
印文・模様 |
封〈鳥蟲篆〉(ふう〈ちょうちゅうてん〉) |
台紙の色 |
赤 |
中国・春秋戦国時代には君主の器物上にこの種の文字が鋳造されていました。緻密にして流麗な曲線と巧妙な配置が紋様のように見えるのが、この文字の特徴です。 |
HKN-09
印文・模様 |
狐の守神に封(きつねのまもりがみにふう) |
台紙の色 |
紺 |
二対の狐の守神が書信をお守りしています。 |
HKN-10
印文・模様 |
手緘(しゅかん) |
台紙の色 |
赤 |
緘はとじるという意味です。封書のとじ目に用いる印文として使われていました。 |
HKN-11
印文・模様 |
封完印信(ふうかんいんしん) |
台紙の色 |
紺 |
謹緘、封完、封完印信などは封書のとじ目に用いる印文として使われていました。 |
HKN-12
印文・模様 |
肖形紋様に封(しょうけいもんようにふう) |
台紙の色 |
赤 |
この印の形は中国・肖形印※にみる花紋に「封」の文字を入れたものです。
※肖形印…印文の内容が文字ではなく樹木や建物、鳥獣、車馬などを刻した印で、春秋・戦国時代に盛んに用いられました。陶器に押しつける紋様の押し型や銅器の押し型が発展したもので、主に封印に用いられました。 |
ゴム印面は耐油性黒ゴムを使用していますので、朱肉でもスタンプ台でもご使用いただけます。
和文・英文での印面図案の解説付きです。
プレゼントや海外へのお土産にも喜ばれています。
印面サイズ |
長辺約15mm
(デザインによりそれぞれ異なります) |
材質 |
印面:耐油性ゴム
ホルダー:ナラ材 |
付属品 |
紙製パッケージ
印面図案の解説(和文・英文) |